あらすじ
体育祭の途中、神谷創理は体育館裏の水道で頭から水を被った。
そして顔を上げた瞬間――そこはもう、知らない世界だった。
静まり返った森。
空気中に漂う、不思議な力「魔気」。
この世界では、人々は五柱の神――
火、水、風、土、雷を信仰し、その遺物を神の神器として崇めていた。
だがなぜか創理だけが、その「五神の遺物」に触れることができる。
そしてさらに、空気中の魔気を固め、武器を生み出すという常識外れの力まで持っていた。
なぜ自分だけが遺物を扱えるのか。
五神とは本当に存在した神なのか。
世界に散らばる五つの遺物を巡る旅の中で、やがて創理はこの世界の真実へと近づいていく――。
これは、五神に分かれた世界と、遺物を拾った一人の少年の異世界譚。