あらすじ

高校二年の春。 窓際の席で、いつも空を見上げている彼と出会った。 放課後の帰り道。 駅までの十五分。 何気ない会話と、当たり前のように隣にいる時間。 気づけば、私は彼のことが好きになっていた。 でも―― 「好き」という一番大切な言葉だけは、どうしても言えなかった。 そして三年の夏。 彼は突然、この街を離れることになる。 駅のホーム。 遠ざかっていく電車。 結局私は、最後まで想いを伝えることができなかった。 それから十年。 社会人になった私は、ある日ふと見つける。 高校時代のノートに残されていた、彼の言葉を。 『空はどこまでも続いてるだろ? だから、どこにいても繋がってる』 そしてその数ヶ月後―― 運命のように、私は彼と再会する。 十年越しの想い。 言えなかった言葉。 もう一度始まるかもしれない、二人の時間。 これは、 同じ空の下で生きてきた二人が、 もう一度出会うまでの物語。

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小説を読もう2026/03/12
  • 現在の作品この空の続く場所で