あらすじ
身長142cm。魔力、ほぼゼロ。泣き虫で怖がりで、方向音痴。
——そんな女の子が「百年にひとりの逸材」と呼ばれる異世界の物語。
流れ星に手を伸ばした瞬間、女子高生の星野瑠羽は魔法が息づく異世界〈アステリア〉に飛ばされてしまう。
右も左もわからない異世界で、伝説の大魔女に見出され、見習い魔女「ルゥ」として歩みはじめた彼女。
けれど——
魔法の練習をすれば爆発。薬草を摘めば手がかぶれる。杖を振れば花瓶が割れる。
ぶかぶかのローブに溺れそうになりながら、帽子を風に飛ばされながら、それでもルゥは泣いた後に必ず立ち上がる。
「うぅ……でも、負けない」
小さな手で星のかけらを拾い集める、ちいさな魔女の奮闘記。
厳しくて不器用にやさしい師匠。
毒舌だけど世話焼きな手のひらサイズの使い魔。
「一緒にがんばろう」と笑ってくれる騎士見習い。
ツンデレだけど本当は寂しがり屋のライバル。
失敗して、泣いて、転んで、また立ち上がる。
そのたびに少しだけ強くなって、少しだけ世界が温かくなる。
——読み終えたとき、あなたの人生の隣に、きっとルゥがいます。