あらすじ
日本には有名なゲームタイトルの一つに『リベリオンシリーズ』と呼ばれているゲームがある。
初作の『ドラゴンズ・リベリオン』が発売されたのは今から20年前で、それから現在に至るまで様々なリベリオンシリーズが発売されていった。
ゲームシリーズはナンバリング毎に世界線が異なっていて、異世界が舞台だったり、現実世界が舞台だったり、過去や近未来のSF世界が舞台だったりと、色々な世界線を舞台にしている。
まぁそんな感じでいつも世界線は違うんだけど、でも毎回リベリオンシリーズに共通してるのは主人公は勇者となって、仲間と協力して悪いボスを倒して世界を平和にするという目的のゲームになっている。
そんなリベリオンシリーズの最新作である『ダーク・リベリオン』が数年前に発売された。
今作の舞台はファンタジー風の異世界で、いつも通り主人公が勇者になって悪いボス(魔王)を倒して平和に導くという物語だったんだけど……でも本作はいつもよりもテイストがかなり異なっていた。
今作は今までのリベリオンシリーズよりもグロい描写や胸糞シーンが非常に多く、鬱展開も大量に用意されていた。人の心ないんか??って思うような酷く切ない話が大量にあったからな。
だから発売されて一ヶ月くらいはファンの間ではどよめきが走ったのだけど、でもこの鬱ストーリーが人々の心を揺さぶりかけていき、SNSの口コミによって徐々に人気が広がっていった。配信者やVチューバーが一斉にやりだして皆大号泣してSNSのトレンドに上がったのは有名な話だ。
そんなSNSの口コミのおかげで最終的にはいつものリベリオンシリーズよりも遥かに人気が出ていったのであった。リベリオンシリーズの中で一番の名作として今なお語り継がれているゲームだ。
そして今俺がダーク・リベリオンについての話をしたのにはちゃんとした理由がある。ダーク・リベリオンには“レオ・エファディカ”という敵キャラが登場する。年齢は20歳。
作中でのレオは主人公の家族を殺したり、仲間を殺したり、平和な街を壊滅状態にさせたりとか……まぁ色々と酷い事をする最悪な敵キャラだった。ゲーム本編では一番嫌われていたキャラだと言っても過言ではない。
もちろんレオはプレイヤー達からかなり嫌われていたし、俺もレオは大嫌いなキャラだった。それなのに……どうして俺はそのレオに転生しちゃってるんだよ!?