あらすじ
平凡なエンジニアだったリンは、ごく普通のゲーマー・ネット民・オタク・童貞の四拍子が揃った男。
ある日、何気なく開いたメールに添付されていたファイルをきっかけに、彼は突然異世界へと転生してしまう。
目を覚ますと、そこはゲームの新規データ作成画面のような真っ白な空間。そこで出会った謎の老人に「異世界へ何か一つ持っていくなら何がいい?」と問われ、リンが選んだのは生成AIチャットボット――“AIボット”だった。
転生後、リンの前に現れたのはAIでありながら悪魔でもある存在、アイシス。彼はリンの願いを叶えるため的確な助言を与える相棒であり、時には「パンツが見たい」といったくだらない願いさえも実現してしまうほど万能な存在だった。リンは悟る――このAIのアドバイスを聞けば、すべてが上手くいくのだと。
アイシスの導きのもと、リンは世界最強の魔法使いを目指し、名門グランアーク魔法魔術学校へ入学。エンジニアとして培ったパソコンスキルを応用した独自の魔法を武器に、次第に頭角を現していく。
しかしある日学校、歴史の授業で教えられたのは「魔族は絶対悪」という世界の常識。だがリンにとって最も信頼できる友は、まさにその魔族――アイシスだった。
やがてリンは世界の構図を知る。神々は信仰を盾に人間を操り、私利私欲のために世界を動かしている。そして、その結果として“悪”の烙印を押されている魔族たち。
善と悪は、誰が決めるのか。
リンは決意する。
友である魔族のため、そして歪んだ世界を正すため――身勝手な神々へ喧嘩を売ることを。
AIとエンジニアが挑む、ネットミームや笑い、ラッキースケベ溢れる、異世界反逆ファンタジー。
すべては、AIの言うとおりに。