あらすじ

そば屋の長男・一朗太は、大みそかの夜、東京の製菓学校への進学を前に実家で最後の夜を過ごしている。三代続く老舗の跡取りとして育ちながら、パティシエの道を選んだ一朗太と、「そうか」の一言しか返さなかった父のあいだには、三ヶ月越しの沈黙が横たわっていた。 年越しそばを食べ、母と言葉を交わすうちに、一朗太はある事実を知る。 その夜、父から手渡された小さな布袋。翌朝、三人で粉に触れる台所。そして一朗太の手が、知らず知らずのうちに裏切るもの。 門出の朝は、静かにやってくる。 --- 【三題噺 #136】「待」「北」「伝統」と 【偽KAC20262】【お題「そば」】~偽カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2026~と https://kakuyomu.jp/user_events/822139846749592485 執筆旅館そうやま 第五回合宿 https://kakuyomu.jp/user_events/2912051595209166625 に参加しています。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/03/12
  • 現在の作品手のひらの伝統 粉を継ぐ