あらすじ
ラジオや新聞の人生相談で悩んでいる人の話が多くあると思います。そんな人の悩みは他人から見れば小さいかもしれないけど、本人にとっては自分の価値が揺るぐほどの大きな想いになることも珍しくありません。
あなたは人生相談パーソナリティとなって、心に小さな、でも本人にとっては振り払えない重みのような悩みを聞いています。
今日もまた一通の手紙が届きました。老若男女問わず、あなたには相談が舞い込みます。
あなたはその悩みを聞き、そして思ったことを、小説家として物語を作ります。
悩みをそのまま回答するのではなく、たとえば、こんな人がいて……というような物語として届けたいのです。
泣きたい人には、優しい涙の話。励まされたい人には、優しい支えの話を。過ちを叱ってほしい人には、優しくも厳しい正しさを。愛を欲する人には、様々な愛の形を。
たとえ作り話でも、その人の心に響きますように、と。
人生相談千夜一夜——第X話。
そんな小説を、悩める人への人生相談代わりに。
5000字以内で、愛おしく、やさしく、書いて。