あらすじ
「道が悪い? なら、俺が完璧なインフラを造ってやる」
前世で手抜き工事の道路崩落に巻き込まれ、無念の死を遂げたインフラ整備のプロフェッショナル。
彼が目を覚ましたのは、剣と魔法が存在する代わりに、物流や「道」の概念が絶望的に遅れた異世界だった。
男は『ボッカ』と名乗り、どんなに重い荷物も運ぶ底辺の運び屋(ポーター)として泥臭く働いていた。
ある嵐の日、辺境の村を救うための重要物資を運んでいたボッカは、劣悪な山道の崩壊に巻き込まれてしまう。
命を惜しんで逃げ出した護衛たちに見捨てられ、重い荷物ごと暗い谷底へと落ちていくボッカ。
しかし、彼が落ちた先には、失われた超古代の物流統括AI【ロジ】が眠っていた!
前世の高度な土木・建築知識を見込まれたボッカは、AIのマスターとして適合。
視界には地形の強度や最適ルートを示す【インフラUI】が浮かび上がり、さらにはポンと投げるだけで頑丈な石橋や快適な防衛宿舎(セーフハウス)を一瞬で構築できるチート能力【圧縮設営カプセル】の権限を手に入れる。
「俺がこの世界のインフラを、ゼロから設計し直してやる」
これは、「歩く荷物」と馬鹿にされた男が、最強のAIと共に道なき道を切り拓く物語。
彼がクラフトした絶対に崩れない安全な街道と、快適すぎる中継拠点(宿場町)は、やがて世界中の商人や貴族、勇者までもが依存する巨大な物流ネットワークへと発展していく。
一方、彼をただの荷物持ちと見下して見捨てた者たちは、ボッカの作った道を通ることができず、自滅の一途を辿ることになり……。
前世の知識×古代AI×設営カプセルで世界を繋ぐ、異世界ロジスティクス・ファンタジー、堂々開幕!