あらすじ

これは、とある犬の国の、のんびりした童話です。 人間がいなくなったあと、犬たちは自分たちの国―― **「バウバウ民主主義国」**を作りました。 遠吠えのよくそろった、立派な国です。 国歌ももちろん「ワン、ワン、ワン」。 ……ただし、少しだけ困ったことがありました。 ドッグフードが足りない。 雨をしのぐ犬小屋が少ない。 そしてなぜか、首輪まで不足しているのです。 そんな瓦礫の国で、一匹の秋田犬が錆びた鉄の塊を見つめていました。 その犬の名は――トヨ丸。 「もし犬小屋が動いたら、便利じゃないか?」 こうしてトヨ丸は、仲間の犬たちと一緒に 鉄でできた**動く犬小屋(ケージ)**を作ろうと考えます。 これは、骨と鉄と遠吠えから始まった、 とてもささやかな工業のお話です。 もっとも、この物語はあくまで架空の犬の国の童話です。 登場する犬、組織、工場、制度、遠吠えなどはすべて想像の産物であり、実在の企業・団体・人物とは一切関係ありません。 どうぞ、安心してお読みください。 これはただの犬のお話なのですから。 ……たぶん。

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小説を読もう2026/03/12
  • 現在の作品わんわんと鉄の夢