あらすじ
敵軍司令官の愛人として潜入していたテラ軍中尉リラ。
侵攻計画を知った彼女は、祖国へ帰還し、顔と名前を変える。
だがそこで出会ったのは、
“問題児”と呼ばれ軍を追われた元軍医――ルーク。
飄々としたその男は、
滅びた王族の血を引く最後の末裔だった。
彼の中に眠る力――星脈。
それは、敵の神経支配を無効化する唯一の鍵。
惹かれ合う二人。
だが敵司令官ゼノンは、
かつての愛人リラを取り戻すため地球侵攻を開始する。
祖国は彼女を差し出そうとし
ルークもまた軍から切り捨てられる。
追い詰められた二人に残された選択は一つ。
――結婚し、子を成すこと。
二人の遺伝子が結びついたとき、
星脈は覚醒する。
愛か、祖国か。
過去の男か、未来の命か。
銀河を揺るがす戦争の中で、
彼女が選ぶのは――