あらすじ
キャリアウーマンになりたいIT若手社員、佐藤みく。
故人偉人の思考をAIに焼き付ける作業を仕事にしている。
プライベートでは痴呆症を患うお婆ちゃんを週二回はホームに面会に行く優しい孫娘でもある。
ある日、会社の偉いさんが呼んだ霊媒師を会議室に案内した折、
「あなたのお爺さんが是非お婆さんに伝えて欲しい事があるそうです」と聞かされる。
霊や超常現象など信じていなかったミクだっだが、霊媒師の言ったとおりのところに祖母のポーチが隠されているのを発見。早速おばあちゃんにポーチの中に結婚指輪が入っているのを確認して貰う。
すると結婚指輪は入っていたものの、お婆ちゃんは驚き喜びのあまりポックリ亡くなってしまう。
霊媒師に文句を言ってやらねばと電話番号を突き止めるミク。
霊媒師の方でもミクと話したがっており、祖父母からの別れの挨拶を聞かされる。
「成仏するからじゃあね、元気でね」「ご冥福をね、お爺ちゃんお婆ちゃん!」
しかしその夜、やっぱりコッソリ一目だけ、最近一人暮らしを始めた孫娘の家へ見学に来てしまった祖父母。
偉人の頭脳をAIに焼き付ける作業中だったパソコンの上へ、ミクの怯えた子猫が飛び乗ってしまったために、誤作動が起こり、祖母の魂を炊飯器へ、祖父の魂をそれ以外の家電へ、転送してしまう。
それからは家電祖父母とキャリアウーマンを目指す孫娘、ペット不可のマンションへ拾われてきた子猫との同居生活が始まる。
ミクをキャリアウーマンにするため一致団結して生活は軌道に乗るかと思いきや、やがて祖父家電たちが一人しかいない炊飯器祖母をめぐり喧嘩し始める。
ミクの生活態度にも祖父母たちは過干渉をはじめ、耐え切れなくなったミクは霊媒師の存在を思い出す。