あらすじ

俺のクラスの委員長、ハクチョウ獣人のスミカは完璧な人だ。 成績トップ。仕事は正確。背筋はいつも真っ直ぐで、白い翼はきっちり畳まれている。 高嶺の花。俺なんかが隣にいていい人間じゃない。 それでも朝の教室で二人きりの時間が欲しくて、一月から毎日早起きしている。 委員長は生真面目でそっけない。だけど、なぜか俺にだけ距離が近い。 誰にも触れさせない翼が、俺の背中にぺたぺたと触れてくる。 L○NEの返信は5秒。ハートの絵文字は5個。 ……勘違いするな。女の子のハートに意味はないんだ。 けれども、4月1日の朝、教室の鍵が閉まった。 机に押し倒されて、委員長の白い翼が世界を塞いだ。 「あなたのことが好きです。大好き。——愛してる」 エイプリルフール、だよな? 何を血迷ったか、そう返してしまった。 「は? ——今、なんて言いましたか」 どうやら俺は、答えを間違えたらしい。 生真面目で優しい委員長に、襲われる。

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カクヨム
カクヨム2026/04/01
  • 現在の作品生真面目な委員長のハクチョウ獣人ちゃんが誰もいない朝の教室で俺を押し倒して愛を囁いてくる。エイプリルフールだよな、きっと。【俺にだけ愛が重すぎる獣人娘ちゃんとラブコメする短編シリーズ⑦(全4話)】