あらすじ
公爵令嬢ルイーサ・ベールメントには想い人がいた。
それは、決して結ばれることのない相手であり、最も身近な存在――従者であった。
夫婦になることは叶わずとも、主人と従者という関係でそばにいられればそれでよかった。
そんなある日、想い人から、従者を辞めて冒険者を目指すことを伝えられたルイーサ。
想い人の決意は固く、ルイーサの淡い願いは消え去ってしまった。
しかし、公爵令嬢ルイーサ・ベールメントは諦めなかった。
従者としてそばにいられないのなら、冒険者としてそばにいればいい。
それがどんなに辛く険しい道のりでも、そばにいるためならば乗り越えてみせる。
こうして、公爵令嬢ルイーサ・ベールメントは『ルイーナ』と名乗り、正体を隠して冒険者となった。
しかし、依頼をこなしていく中で知らずのうちに王太子を助けてしまったり、S級冒険者に見そめらてしまったり。それに元従者はとんでもない人だったようで……。
これは、公爵令嬢ルイーサの無自覚無双×恋愛ファンタジーです。