あらすじ

路銀が尽き、空腹も限界に達した頃。 ルネが山中で見つけたのは、四角く光る建物だった。 大きなガラスの壁から中を伺っていると、なにやらいい匂いが……。 「いらっしゃいませ」 現れた男に誘われるまま、ルネは建物の中へ。 揚げたてのチキンを頬張り、水をがぶ飲みし、体力は限界を迎えた。 気を失って倒れたルネは、いまだ光る建物の中で奇妙な男に介抱される。 目が覚めて出て行こうとするも、チキンの代金を請求され、押し問答に。 そうこうするうちに、男が持っていた光る板が鳴った。 「お客さん、ずいぶんグッスリ寝てたんでね、夜が開けちゃったんですよ。ここはもうあなたの世界じゃない。どんなに歩いてもあなたは元の場所には帰れません」 ドアを開けたルネの眼前に広がる景色には、光る大きな箱、真っ白く長い長い柵、模様が描かれた黒い地面。 「僕は、異世界に踏み込んだんだ」

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小説を読もう2026/04/01
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