あらすじ

「急行で三十分。都会になりきれないこの街に、 魔法なんてあるはずなかった」 期末テスト前夜、絶望に暮れる 女子高生・白石 紬(しらいし つむぎ)は、 住宅街の路地裏でレンガ造りの奇妙な店 『ロカシオン・マギ』に迷い込む。 そこで出会ったのは、驚くほど端正な顔立ちをした店主、 九条 櫂(くじょう かい)。 彼はさわやかな微笑みを浮かべ、淡々と言い放つ。 「魔法、貸してます。お試しに指輪はいかがですか?」 彼から譲り受けた銀の指輪に、一回千円でチャージされる魔法 『追憶(リマインド)』。 その圧倒的な効能に酔いしれる紬だったが、 魔法の真実を知り愕然とする。 それは、一回の起動で消えてしまう「使い捨て」の契約だった。 「全教科カバーしたい? それなら五千万円の指輪が必要ですね」 さわやかな笑顔で法外な価格を提示する美青年と、 魔法の全能感に翻弄される紬。 中途半端な街の片隅で、女子高生のサイフと日常が 、静かに狂い始める

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小説を読もう2026/04/01
  • 現在の作品ロカシオン・マギ