あらすじ
鎌倉、延福寺。
権勢を誇った足利直義が、ひっそりと鳳笙の音に耳を傾けている。
比翼の鳥は、翼が一つずつの雌雄の鳥。二羽は常に一緒に飛ぶという。
二羽で翼二つ。
一対。
鳳凰は雄が鳳、雌が凰。
しかし、二羽にはそれぞれ翼が二つずつ。
両雄並び立たず。
鳳凰は二羽存在してはならない。
南北朝時代。
二朝廷に帝が二人。
将軍も……
足利直義は、その時、何を思ったか。兄・尊氏をどう見たか。
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2014年8月25日、プロフィール・ページへの来訪者数が1000になったことを記念して。1000足目を踏んで下さったしましまさんからのリクエストにお応えして書きました。しましまさんへの捧げ物。
2014年8月30日完結。