あらすじ
憎悪を持つ人に触れるとビビッと感じるという、小さい特殊能力を活かし、叔父の探偵業を手伝う僕、深海《しんかい》李央《りお》十三歳。中学生男子。
十歳の時、双子の姉と両親を同じ時期に一度に亡くした。最愛の双子の姉の璃果《りか》は病気で、両親は交通事故で亡くなった。
父の弟である叔父が後見人となり、一緒に暮らすことになった。
叔父は、信用金庫に勤めるサラリーマン。副業で探偵事務所をやっている。
持ち込まれる案件は、もっぱら飼い猫探しとか逃げたインコを捕まえるとか、盗難の自転車を探すとか、そんなのが多い。あと浮気調査。
そんなこんなで、これは、世間の中学生よりは、大人だと自負している僕の、探偵助手としての仕事ぶりとか、人間としてもちょっとは成長していくだろう物語だよ。