あらすじ

中学三年の冬。 ある男子生徒の一言をきっかけにいじめに遭い、不登校になった笹木夏。田舎の農家で育った彼女は、「どうせ高校なんて」と未来を諦めかけていた。 そんな彼女の心を救ったのは、動画配信サイトで出会った“メイクアップアーティストたからちゃん”。 「今の自分を無理に愛さなくていいのよ」――画面越しのその言葉に、彼女は少しずつ救われていく。 やがて夏は、彼をモチーフにしたぬいぐるみを自作し、毎回コメントを送るほどのファンになる。そんなある日、街でナンパに絡まれた彼女を助けたのは――その“たからちゃん”こと浜田宝だった。 しかし現実の彼は、動画とは正反対の無愛想な青年で――全然オネェじゃなかった! 「……危なっかしいんだよ、お前」 戸惑う夏に、彼は続ける。 「俺にプロデュースされない?」 夏休み。 宝は彼女の家に泊まり込み、メイクや服で彼女を変えていく。 「未来の自分を愛する予感だけ、抱きしめとけ」 その言葉に背中を押され、夏は少しずつ変わっていく。 新学期、見違えた彼女に周囲の目も変わり始める。 「こいつ俺のだから!」 思わず飛び出した宝の言葉に、夏の胸は大きく揺れる。 だがそこへ、宝と過去に活動していた女性配信者が現れる。 「やっぱり宝じゃないとダメ。私を一番輝かせてくれたのは、宝だから」 過去と現在がぶつかる中、夏は言い放たれる。 「あんたみたいな、待ってれば与えられる女が一番嫌い!」 それでも宝は、迷わず夏を庇う。 「消えられたら追いかける。俺が好きで、こいつのそばにいるんだよ」 そして二人は恋人になる。 しかし、炎上騒動と実家の反対が宝を襲う。夢か、家か――揺れる彼の隣で、夏もまた決意する。 「私、自分で服を作って売りたい」 その言葉に、宝は笑う。 「じゃあ俺が着る。……ウエディングドレスも頼むわ」 主人公 笹木 夏 (ささき なつ) 通信制高校一年生 週一通学コース 趣味は裁縫 男の人が苦手 田舎の農家のひとり娘 他人物 浜田 宝 (はまだ たから) 都内の美容系専門学校二年生 老舗着物屋の一人息子 動画配信サイトにてメイク動画を配信 (未来の)メイクアップアーティストたからちゃんとしてメイク動画を配信している 動画ではオネェキャラを作っている オネェは動画制作を始めた元恋人の提案だった 実際は口が悪い男の人

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小説を読もう2026/03/31
  • 現在の作品オネエだと思って推してたメイク動画の配信者が俺様だったし私をプロデュースしてくれることになった〜#その蝶は花の蜜を吸わない