あらすじ
2045年、関東。
人の価値は、「KAMEN」と呼ばれるフルフェイス型武装で決まる世界。SOLDIERとして戦う者は称賛され、適性のない者は見下される。
名門・鬼城家の次男、鬼城大和は、その「測定不能」の少年だった。
家族からも社会からも期待されず、孤独と劣等感に押し潰される日々。
しかしある日、帰り道に迷い込んだ廃神社――『鬼神奉納殿』で、大和は異形のKIMEN『GOU』と出会う。
二本の非対称の角。
鬼のように吊り上がる赤橙の光。
剥き出しの端子と、補修跡の残る装甲。
旧世界の戦鬼の面影を宿したそれは、大和に告げる。
「お前は、まだ壊れていない」
触れた瞬間、大和の内なる力が覚醒する。
恐怖も、怒りも、孤独も。
胸の奥で燻り続けていたすべてが、戦うための力へと変わっていく。
破壊と覚醒の渦に巻き込まれながら、少年は「豪黎ノ戦鬼」として新たな戦場へ立つ。
家族も、社会も、世界の理不尽も。
そのすべてを打ち壊すために。
近未来サイバーパンク×戦鬼バトル。
鬼城大和とGOUの、破壊的覚醒譚が今、始まる。