あらすじ

恋は、いつも遅れてやってくる——。 高校最後の春、和泉彩葉は臨時教師・湊悠真に出会った。 冷静で知的で、どこか遠くを見ている人。 だけど、その声はどこまでも優しく、言葉には不思議な力がある。 「絶対CAになれるよ。君なら、必ずなれる」 そう言われた瞬間、世界が変わった気がした。 ただの励ましのはずなのに、彼の言葉は特別で、心を掴んで離さない。 教師と生徒という一線を超えてはいけないとわかっていても、 時折ふいに近すぎる距離に、胸が苦しくなる。 距離を置くべきなのに、近づいて来るのは、先生の方じゃないですか? しかし、叶わぬ恋なのは変わらなかった…。 教師と生徒。越えてはいけない一線がある。 だから私は、何も言わずに夢を追った。 一度も振り返らずに…。 ——それから5年。 国際線CAになった私の前に、突然あの人が現れる。 「本当にCAになったんだね」 変わらない声と懐かしい眼差し。 忘れたつもりだったのに、時間が巻き戻る感覚がする。 でも、彼はもう"先生"じゃない。 今なら、伝えてもいい? 「先生…覚えていますか? CAになったら、彼女にしてくれるって…」 「……ああ、覚えてるよ」 5年前には言えなかった言葉。 だけど、もう"禁じられた恋"じゃない。 「それって…今でも有効かな?」 パリの夜、エッフェル塔の光の下。 5年前には叶わなかった約束を、今度こそ果たせるのか? これは、夢を叶えたCAと、彼女を待ち続けた元・教師の恋のリターンフライト。 時を超え、交差する恋の航路。 今度こそ、目的地は同じですか? ✴︎漫画原作用に書いたものを一人称に書き換えています。 4月中旬までには完成予定です。約4万文字。 よろしくお願いいたします。

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小説を読もう2026/03/31
  • 現在の作品光の航路 ―君がくれた空の色―