あらすじ
──終電、逃した。
歩道橋で月を見上げてた私の目の前に、月の色の髪をしていた男の人が現れた。
「……死にそうだと思ったから」
「え?」
その人は、チャラい見た目に反して優しい声をしていた。
「俺のことはピッピとでも呼んで。……とりあえずラーメンでも食べに行こうか!」
金髪タトゥーのお兄さんと夜を歩くだけの話。
──この夜に、恋の予感という名前を与えていいのかもわからないまま、夜明けを迎えたくない──
いい子に疲れた真面目な主人公は、バイトの手伝いをしていて終電を逃してしまう。
そこに金髪タトゥーのチャラそうな男の人が現れて、主人公を夜の街に連れ出す。