あらすじ

婚約者アルベルトの功績を、五年にわたって“代筆”してきた伯爵令嬢エレノア。 だが交易路拡張の成功を祝う宴の場で、彼女は「ただの清書係」と切り捨てられ、婚約破棄を言い渡される。 ――ならばもう、黙って支える理由はない。 父の教えに従い保管していたのは、彼の名で提出された文書の“控え”。 王宮記録局へ正式な照会を出したことで、作成履歴と本当の功績の持ち主が明らかになっていく。 書いた者にしか直せない文書。 残された記録。 そして、奪われ続けてきた“名前”を取り戻すための証明。 「代筆係にも、名前はありますの」 婚約破棄から始まる、静かな逆転の王宮ざまぁ物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/03/31
  • 現在の作品婚約者に『ただの代筆係』と切り捨てられた私、王宮記録局で本当の作成者を証明します