あらすじ
※ネタバレあり
少し弱気で読書好きな音芽はある日、自分の中にもう一人の悪役令嬢のような喋り方をする人格が存在するのを知る。彼女は己花と名乗り、音芽のピンチを助けてくれる。本屋で知らない人に絡まれている時も入れ替わって対応してもらった。その際に助けてくれた男の子にカラオケに誘われるが己花は断る。音芽はバイト先の喫茶店へ来る、いつも本を読んでいる人が気になる。本の話をしたいと思っていたところ、誤って彼の本に水を掛けてしまう。彼は怒らないばかりか、いつもより楽しそうに見える。学校では友達もできる。彼女がいじめられているところを己花に助けてもらい仲良くなった。彼女と待ち合わせをしていた場所で、以前本屋で助けてくれた男の子「銀河」と再会する。己花は銀河に好感を持つ。彼は音芽が気になっている人と双子らしい。バイト先の気になる人「蒼」に桜公園で告白される。朝、同じ公園で再会した時にキスを受け入れる。その場面を銀河に見られてしまう。本屋で絡んできた人に目を付けられていて、車に乗せられる。同乗していた人物に驚く。中学の時にいじめの主犯格だった「裏原」だったからだ。彼女は改心し、音芽に謝る為に兄に頼んで機会を作ってもらったと言う。友達になる。銀河と二人で花火をした夜、己花から音芽に入れ替わると銀河とキスをしているところだった。その時、三人目の人格が体を支配する。彼女は「己音」。音芽の悲しみを引き受けていた存在。彼女は小学生の頃に出会った銀河の事が好きだった。音芽は銀河の正体が蒼だと気付く。彼は音芽も己花も己音も……彼女の全部を受け入れる。二面性のある彼自身も、彼女たちに受け入れてもらいたかったようだ。両想いになる。己音が過去に彼と会えなくなり悲しんでいた時の夢を見る。目覚めた後、音芽は己音(自分自身)を幸せにすると決意する。主人公が目を背けていたものと向き合い、自分への認識や生きる姿勢を変えるラブストーリー。
※後から修正します。