あらすじ
静岡県の湖西市。
高校三年生の湊と、高校二年生の佳帆は幼馴染だった。
佳帆には十八歳の誕生日を過ぎると、母親の臓器移植のドナーになる予定があった。
夏休みが始まってすぐ、佳帆は湊に好きだったと告白する。
「返事、考えといてね!」
そう言って先に帰った佳帆はその帰り道、交通事故に遭った。
それは、認知症で徘徊をしていた湊の祖母を庇っての事故だった。
一命は取り留めたものの四肢の自由を奪われた佳帆に、湊は罪悪感から彼氏になることを選択する。
そんな時に、佳帆の家に今まで見たことのなかった女性が現れる。
それは、佳帆も知らない『姉』だった。
「私は捨てられてたの。臓器移植のために呼ばれた」
そんな彼女に、湊は罪悪感を抱きながら惹かれていく。