あらすじ
目を覚ました大ちゃんの前に広がっていたのは、
龍やウサギ、猫、そして――二足歩行で喋る柴犬「シバコウ」が集う、奇妙なグラウンドだった。
自分が死んだことだけは分かる。
だが名前を含めた生前の記憶はほとんど失われていた。
唯一の手がかりは、隣に立つお喋りな柴犬・シバコウだ。
「ここは神になり得る者が集められる学園じゃ」
シバコウは豪語する。
神になるとは何か。
なぜ自分だけが記憶を失っているのか。
そして、シバコウは何を隠しているのか。
入学式、奇妙なクラスメイトたち、
どこか懐かしいのに思い出せない面影。
胸の奥でざわつく「忘れてはいけない何か」。
大ちゃんこと僕は、シバコウと共に自分の失われた過去と、この学園の真の目的に迫っていく。
コミカルで温かい日常の裏に、静かに潜む大きな謎。
これは「神になる」という運命に選ばれた者たちの、記憶と絆の物語。