あらすじ
AIとロボットが全ての労働を肩代わりし、全人類が「究極のニート」となった西暦20XX年。
ベーシックインカムで誰もが遊び暮らすこの「退屈な楽園」で、クロサキ・ゲンはあえて『理不尽な労働の苦痛』を提供するアミューズメント施設、その名も【株式会社ブラック・ファンタジー】を起業する。
そんな彼の元に現れたのは、完璧すぎる社会に絶望し、刺激に飢えきった特権階級の超絶美少女・アリスだった。
「貴様は無価値な産業廃棄物だ! 俺のために死ぬ気で働け!」
「きゃあっ! 私の空っぽな中身を、社長が満たしてくれるのね……! これってプロポーズ!?」
クロサキの放つ『圧迫面接』や『理不尽なサービス残業』を、アリスはなぜか「究極の愛のムチ」と超絶勘違い!
泥水のようなコーヒー作りに歓喜し、定時退社を強要する「ホワイト企業」の刺客を鼻で笑い、果ては手取り500円の初任給を「結納金」と思い込んで大暴走!?
「社長! 今日も徹夜で愛の共同作業〈デスマーチ〉ですね!」
「違う、ただの納期前だ!」
果たしてクロサキは、愛情が重すぎる新入社員〈ヨメ〉を立派な社畜に育て上げることができるのか?
そして、彼らの泥臭い労働の熱量は、やがて停滞した世界を管理するマザーAIに特大のバグを引き起こす──!
全人類ニートの世界で贈る、汗と涙と勘違いの『労働特化型・熱血ラブコメディ』、堂々開幕!