あらすじ
婚約破棄、国外追放。その瞬間に、アイリスの『王国への投資』は損切り(カット)された。
裸一貫でスラムに降り立った彼女が手にしたのは、錆びた一クローナと、前世の金融知識。
彼女はスラムを「経済特区」に変え、敵対する帝国の総裁レナードすらも商談のテーブルに引きずり出す。
「合併(結婚)? 冗談ではありませんわ。私が欲しいのは、あなたという個人の連帯保証ですわよ」
聖国の陰謀、帝国の軍事力、それらすべてを「負債」として飲み込んでいくアイリス。
数字ですべてを語る彼女が、最後に見出す『プライスレス』な価値とは。