あらすじ
社畜として心をすり減らし、終電もないオフィスで働き続けていた男は、ある夜、パソコンに表示された奇妙なアンケートに答えたことで、異世界へと転移してしまう。
目の前にいたのは、奈落と災厄を司る邪神アビス。
彼女は主人公に告げる。
お主はこれより、魔王城ダンジョン《ヘルズネスト》で働く魔物である、と。
人間の体をベースに、スライムの性質と影から触腕を伸ばす異能、さらに高い再生能力まで与えられた主人公の仕事は、ダンジョンに侵入してくる敵の排除。
命懸けの危険な職場のはずが、給与は前職の三倍、ボーナス年二回、週休三日、有給あり、住居支給、福利厚生も充実と、労働環境はまさかの好待遇だった。
しかも最近、この世界を管理する女神が異世界から、チート勇者を次々と召喚し、魔王城に差し向けているという。
邪神アビスに見込まれた主人公は、ヘルズネスト最下級の魔物社員として働きながら、侵入者を迎え撃ち、実績を積み、やがては女神の送り込む理不尽な勇者たちに対抗できる存在へと成長していくことになる。
これは、ブラック企業で使い潰されかけた男が、異世界で下っ端魔物として再就職し、第二の人生を勝ち取っていく。
魔物転生成り上がりファンタジー。