あらすじ
処刑台に引き出された悪役令嬢ミリア・シャルル。
国王から突きつけられた罪状は、国家転覆未遂、恐喝、国金横領――そのすべてに身に覚えはなかった。
民衆の罵声が飛び交い、婚約者である王子さえも目を逸らす中、彼女に味方はいない。
このまま理不尽な罪を着せられ、処刑される――はずだった。
だがミリアは気づく。
その断罪には、決定的に欠けているものがあることに。
「それだけの罪を告げるのであれば、証拠をお出しください」
その一言が、絶対だったはずの処刑の場を揺るがす。
嘘を見抜く力を持つ彼女の言葉は、隠された真実を暴き、やがて王すらも追い詰めていく。
果たしてこの断罪は真実か、それとも仕組まれた虚構か。
これは、理不尽に抗い、“証拠”と“真実”で世界の嘘を覆す悪役令嬢の逆転劇。