あらすじ
南条家の絶対的な支配者・龍駕(凌駕)との離婚によって、最愛の娘・麗の親権を一寸の狂いもなく奪われた琥珀かえで。
豪華な「箱庭」に監禁された五歳の麗は、毎日「ママ」を求めて琥珀色の涙を流し続けていた。
だが、その悲劇的な泣き顔こそが、世界を跪かせる「黄金色の才能」だった。
スカウトマンの手を取り、「大女優になれば、ママに会える」という一分一秒の隙もない規律(プライド)だけを胸に、麗は芸能界という名の戦場へ足を踏み入れる。
天才子役から大女優へ。
スポットライトの熱で失われた母の面影を焼き尽くそうとする父の支配と、影から彼女を監視し、略奪しようとする秘書・長谷川誠の執着。
これは、一兆円を積んでも買えない「愛」を求めて、一人の少女が女王へと戴冠するまでの、残酷で美しいサクセスストーリー。……