あらすじ

「僕たちの婚約について、考え直させてくれないかな」婚約者のユリウスに呼び出された伯爵令嬢フィーネ。待っていたのは、彼の幼馴染ロゼッタの涙ながらの訴えだった。「神託が下りましたの。わたくしはユリウス様と命の番、離れていると死んでしまいます。どうか婚約を譲ってくださいまし」神託には神官の署名付き。困った顔の婚約者。受け入れるしかない――はずだった。けれどフィーネには、嘘を見抜く力がある。ロゼッタの涙も、神託も、衰弱も、最初から最後まで全部嘘。ユリウスの実家の財産目当てだろう。彼はロゼッタにすっかり騙されている……ように見えるれど、優しい顔の裏でどんな黒いことを考えているやら。私たちを騙そうとしたのが、そもそもの間違い。今更逃げようとしたってもう遅いわ、全部暴いてあげましょう。

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小説を読もう2026/03/31
  • 現在の作品「あの方とは命の番だから婚約を譲ってくださいまし」と涙目で迫られました。嘘ですよね。