あらすじ
魔法がすべての世界で、唯一魔法が使えない少女 ''アルカナ・ヴァニラ"。かつて「短杖(ワンド)」と差別された父の二の舞を避けるため、彼女は無能であることを隠して生きてきた。
しかし、就職先はどこも魔法が必須で人生詰みかけ。そんな時、偶然負った手の怪我を逆手に取り、彼女は大胆な嘘をつく。
「私は怪我で魔法が使えないだけで、実は凄腕の魔導師である」
実技はできずとも、コンプレックスから学び抜いた理論(ハッタリ)は超一流。軽い気持ちで始めた魔法塾は、「教え子が次々覚醒する」という異常事態で大繁盛してしまう。
「先生、次のお言葉を!」
(いや、ただの怪我のフリなんだけど……!)
正体がバレれば即終了。聖師と崇められるほどに逃げ場を失っていく、冷や汗まみれの勘違い逆転劇!