あらすじ
学園ラブコメ主人公、叢雲シンは、縁結びの神様の力を借りて、幼馴染の蓬莱山桜と、めでたくカップル成立となった。
しかし、ある日。
シンは、誤って殺され、異世界へ連れ去られてしまう。
うっかりシンを殺してしまった、日本に留学中の異世界人の王女、メグリの話では。
シンは、蘇生に失敗して災厄の黒竜『ヴリトラ』封印の呪いをメグリから吸い取り、『龍人』になってしまったのだという。
鬼畜外道な衝動をほどよく発散しないと、意識を乗っ取られる呪いの生贄になってしまったシンは、人間に戻り元の世界へ帰るため、呪いの現状把握に協力する。
過激な色仕掛けも伴う実験を鋼の自制心で乗り越えた矢先、メグリの父エイヴリーに監禁されそうになるシン。
桜の父、雪峰に、議員の跡継ぎとして鍛えられた交渉スキルで危機を切り抜け、条件付き自由を勝ち取ったシンは、日本に帰れる様になるまでの間、呪いの浸食を抑えるため、メグリや侍女のラセツと共に、迷宮探索へと赴く。
本気の殺し合いを初めて体験しショックを受けたシンが、生贄になる辛さに共感を示したことで、メグリはシンに惹かれはじめる。
一方その頃、日本では。
負けヒロインズの集いで、縁結びの神様の正体が、異世界から逃げてきて改心したヴリトラの半身であり、シンがその血を引いていると判明する。
それから一週間、シンはラセツとメグリを天然タラシつつ、ひたすら迷宮に潜り続け。
最終日には殺戮衝動が暴走し、桜のコピー体の魔物をその手にかけてしまう。
深く落ち込む、シン。
一方のメグリは、シンにオチただけでなく桜にも一目惚れし『ハーレム作って、皆で幸せになろう! 彼も助けられるし、一石二鳥!』と異世界モラル全開で開き直り、シンを酔い潰して、お持ち帰りしてしまう。
そんな事情は、露知らず。
桜は、エイヴリーとコネがあった雪峰によって、シンの待つ異世界へ、交換留学生として送り出されるのだった。