あらすじ
側から見れば順風満帆の人生を送る青年、小田嶋。
しかし彼は小中高とずっと好きだった子に告白できなかった事をいまだに忘れられないでいた。
学園の天使、純白乙女と言われた少女、那須野灯(なすのアカリ)。
彼女と同じ高校に通いたいが為に猛勉強し、彼女と同じ進学校にも合格できた。
しかし彼女は高校3年の夏、当然転校してしまう。
人生の希望を失った小田嶋。
一応それなりの大学に入り、そこそこの会社に就職、特に不自由のない社会人生活を送っていた。
ある日上司に連れられ、夜の繁華街を訪れる。
上司に頼まれた煙草を買いに訪れたコンビニで小田嶋は那須野灯とまさかの再会をする。
しかし那須野はピンクのインナーカラーに、派手なメイク。ゴツゴツしたアクセサリーに全身黒のコーデに、袖から見えるリストカットの後……かつて純白乙女の天使と言われた頃とは変わってしまい、どちらかと言うと闇を纏った堕天使のようだった。
だが話してみると昔と変わらない優しい彼女に、心をときめかす小田嶋。
まるで堕天使に誘われるかのよう那須野灯に夢中になっていく。
それはやがて訪れる地獄への入り口とも知らずに……。