あらすじ
男であることを隠し、"令嬢"として政略結婚をさせられる少年・リズは、メイド・ニンフに叶わぬ恋心を抱いていた。
しかし、リズは明日の結婚式を前に彼女を突き放してしまう。
そんな時、婚約者・クレストから願いを叶える"黒薔薇のまじない"について聞く。クレストより託された“黒薔薇”で手を切ってしまったリズは気を失うと、真っ白な空間で妖精が現れる。
リズはたった一つ願った。ニンフと一緒にこの屋敷を出て、どこか遠くの地へ行くことという願いを。
だが、目を覚ましたリズはリズではなく、中身が妖精になってしまっていた。ーー
これは、偽りの令嬢と、彼に宿った"悲運な妖精"が運命を書き換えようとする物語。