あらすじ
昭和の極彩色ネオン、令和の薄い液晶、そして人類が星を泳ぐ未来。
光が変わるたび、リナは時代を跳び越えていく。
思い出を捨て、「今」だけを求める彼女が出会ったのは、
見えない星を信じる青年・カイト。
停滞した過去、眩しすぎる現在、静寂の未来。
あらゆる光の中で、二人はまだ知らない“何か”へ向かっていく。
そして、世界がひとつの光に溶けるとき、
リナは初めて、自分の旅の意味を知る。
■ 登場人物
・リナ
時を「跳ぶ」ことができる女性。外見は20歳前後。
昭和の重たいネオンも、現代の薄い液晶も、未来の星々も“光の変化”としてしか見ていない
ロマンスや感傷を嫌い、常に軽やかで、どこか人間離れした価値観を持つ
しかしその奥には、誰にも触れられたことのない“空白”がある
旅の目的は「究極の笑い」「究極の楽しみ」
時代を越えるたび、彼女の中の「何か」が少しずつ揺らぎ始める
・カイト
現代に生きる青年。見えない星を信じる、少し不器用な夢想家
都会の光に塗りつぶされた空を、古い天体望遠鏡で見上げている
「見えないもの」を信じる心を持ち、未来を恐れながらも希望を捨てない
リナとは正反対で、思い出や未来を大切にするタイプ
だからこそ、リナの価値観に戸惑いながらも惹かれていく
彼の存在が、リナの旅に「揺らぎ」を生む