あらすじ
旧タイトル「沈黙と献身」
最近、伯爵令嬢スノウ=アドリアナは、原因のわからない悪夢に悩まされていた。
ある朝、悪夢から目覚めた彼女は、自らの腕に見覚えのない手形が残っていることに気づく。
周囲に訴えるも、それはいつの間にか消えており、誰もその異変を信じようとはしなかった。
不安を拭えないまま、スノウは占い師や祓魔師など、当時流行していた神秘主義に頼る。だが、そのいずれも決定的な答えを与えてはくれない。
そんなある日、彼女は一冊の奇妙な本と出会う。
そこに記されていたものは、現実と夢の境界を揺るがす、理解を超えた“何か”だった。
そしてスノウは、知らず知らずのうちに――後戻りのできない道へと足を踏み入れていく。