あらすじ
偶然か、必然か。——霧の向こうで、真実が牙を剥く。
この海は、まだ語り尽くされていない。
立ち止まる暇さえ許されず、真実は次々と押し寄せる。
海軍へ復帰したソフィーは仲間との再会、海賊勢力との衝突、陰謀の影、そして自らの出生の秘密に向き合った。
一方パリ総司令部では内通者を巡る情報戦が進み、エドガー・ロジャースの戦争計画が露わになる。
戦場はブレストへと移り、濃霧に包まれた城塞で海賊同盟の奇襲が始まる。激戦の中で仲間たちは負傷しながらも生き抜き、ソフィーは必死に手当てを続ける。
そして霧が晴れた今、戦の只中でマクシミリアンの真実がついに明らかになろうとする。
迷う暇なんてない。
ソフィーは迷いながら真実へ踏み込むしかなかった。
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※本作は他の小説投稿サイトで公開していた作品を、加筆・修正のうえ掲載しています。
※本作は全三巻構成です。
こちらは「中巻後篇」となっております。
初めましての方は、【上巻「黒い帆と白い百合」】から読まれることを強く推奨しています。
上巻では奇妙な共闘を、
中巻では真実の探究を、
下巻では選択の行方を描いていきます。
巻を追うごとに意味を変える台詞、伏線として沈んでいた視線や言葉が、最終巻ですべて別の顔を見せる構成です。
最初から最後までの航路を、ぜひ見届けてください。