あらすじ

朝九時に事務所のドアを開けたのは、身長二メートル半の依頼人だった。いつものことだ。ここは境界街区——異界と現実が混ざり合う、東京の片隅。 十年前の「大境界事象」で境界が崩れた日から、この街には人間じゃない存在が暮らしている。何でも屋・灰島遥は、そんな住人たちの依頼を引き受けている。迷子の捜索、異界通貨の処分、幽霊の退去交渉——なんでも。ただし報酬は日本円で。 居候の凪は言う。「あんた、また割に合わない仕事引き受けてる」。 灰島は答える。「まあ、いいけど」。 でも最近、境界の薄い場所が増えている。十年前のあの夜の、予兆に似ている——。 全10話、毎日更新、完結済み。(一坂虎龍 名義)

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カクヨム
カクヨム2026/03/30
  • 現在の作品境界街区の何でも屋