あらすじ
義妹の嘘によって「悪女」の汚名を着せられ、国外追放された公爵令嬢リリアナ。
彼女は「他人の悪意を結晶化(宝石化)する」という秘密のスキルを持っていた。
極寒の辺境で凍死寸前の彼女を拾ったのは、「氷の騎士」と恐れられる辺境伯アレクセイ。
リリアナが悪意から作り出した宝石が、魔力不足に喘ぐ辺境を救うエネルギー源になることを知る。
「君の力が必要だ。……いや、俺が君を必要としている」
リリアナが悪意を宝石に変えて領地を豊かにしていく一方、彼女を追い出した実家と王国は、悪意が浄化されずに溜まり続け、破滅の道を歩み始める。
これは、感情を殺した少女が、不器用な騎士に溺愛され、初めての「笑顔」を取り戻すまでの物語。