あらすじ

「オレ、先輩のことが好きです」 目の前に座るモデル雑誌から抜け出たようなイケメンが真剣なまなざしでそんなことを言ったので、オレは思わずその端正な顔を三度見した。先輩。先輩って誰だ。オレのことかそうなのか。 「オレのことが……好き?」 「はい」 おそるおそる確認すると眼前の彼は一切の迷いなくうなずいた。言い間違いでもなければ聞き間違いでもなかったようだ。そっか、えーと、でもあのねオレの勘違いじゃなければね。 「あなたが好きです。オレの恋人になってくれませんか、小鳩トウマ先輩」 ここは放課後の体育館裏でもなければメッセージツール上の親密なやりとりでもなくて。 アルバイトの採用面接の真っ最中のはずなんですが。 ---* ---* ---* ---* ---* ---* --- 高校2年生の『小鳩(コバト)トウマ』は小鳩洋菓子店のひとり息子。立派な菓子職人になって亡き父が遺した店を継ぐのが夢だ。 美味しい洋菓子を作ることしか頭になかったトウマは、ある日バイトの面接に来た同じ高校のイケメン後輩『鷲沢(ワシザワ)イツキ』に面接中にいきなり告白されてしまう。「オレの恋人になってくれませんか」と言うイツキに「不採用」と言い切るトウマだったが、まっすぐな「好き」をぶつけてくるイツキのことが次第に気になってきてーー 先輩が大好きなイケメン後輩(攻) × 洋菓子に夢中な平凡先輩(受) の、お菓子の香りに包まれた明るくハッピーな青春ラブストーリーです。 ---* ---* ---* ---* ---* ---* --- 【攻】 鷲沢イツキ(わしざわ いつき) 身長180センチ/高校1年生 誰もが振り返るほどのイケメン。トウマのそばにいるために小鳩洋菓子店でアルバイトを始める 【受】 小鳩トウマ(こばと とうま) 身長164センチ/高校2年生 小鳩洋菓子店のひとり息子。洋菓子のことしか頭になかったが、一途なイツキのことが徐々に気になっていく

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小説を読もう2026/03/30
  • 現在の作品【完結】小鳩洋菓子店の純愛