あらすじ
フィリアという名の淫魔がいた。小さな角と鮮やかな紫色の髪が特徴的な淫魔がいた。
フィリアは淫魔でありながら『快楽を得る行為』に一切の興味が無く、また淫魔に似つかわしくなく『闘う』という行為を好む、特異な気質を持っていた。
ただただ己の愉しみを追求すべく故郷を飛び出したフィリアは、魔物やら魔獣やら人間至上主義者やら、果ては白衣の狂研究者やら。あるいはその比類なき力を世に振るう、魔人やら。ややこしくも自分の為にだけ生きている様な、多種多様な連中と闘いを重ねていく。
そして。淫魔としては常識外れなフィリアの元には、やはり常識外れな仲間が集う。類が友を呼んだ。
地獄の様に目つきが悪いガンマンエルフ少女。
冗談みたいに運動音痴で10センチしか浮かべない、戦闘部族の中の外れもの、知識と魔術を愛する竜人。
今時ござるござる言ってるし一族の掟も忠義も忍務も何もかもどうでも良さそうなシノビの女。
多分神とか信じてない癖に何故か神官魔法を使いこなす罪人狩り兼魔物狩り。
淫魔フィリアとその仲間達は闘い、生き続ける。――の為に。
【不定期更新。小説家になろうとの同時投稿作品】