あらすじ
【結末を含むあらすじ】
大蛇の化石が発見されて以降、連日、月読峠には人が来訪。バイトの楽々浦夜(ささうらよる)と店長兼作家の池水正徳(ちすいしょうとく)の古書店にも人々が来訪するも珍客ばかり。
ある日、怪しい男が古地図を持って訪れたが、スピリチュアル陰謀界隈のJKバニラが日本人形アルマを抱いて来店、事態は悪化していく。
バニラ暴走後、男は気絶するもバニラのギャル術マントラ蘇生で復活。だがその男は月読峠に現れた詐欺師と店長が見破り通報。バニラの目的、古地図の『顔』探しを訊いた店長は、夜に報酬額3万でバニラと共に月読峠に向かわせる。
その道中、辻文七巳(つじあやななみ)にマチェットで強襲されるが、間一髪、攻撃を躱す。
七巳の強襲理由を訊けば、バニラが持つ怪しい人形と発覚。
その後、七巳も加り、月読峠の蛇の化石発見現場の奥に進むが、そこには断層とストーンヘンジに似た石があった。
七巳がマチェットを当てればクリスタルオーパーツのスカルが落下。バニラはスカルを拾い、アルマの顔にすると宣言。だが七巳は、曾祖父の記憶で反論。
そこで夜は両者に『じゃんけん』を提案。だが七巳はマチェットを手に、対するバニラはククリナイフを両手に戦闘開始。
2人を止めるべく、夜は頭蓋骨を調べれば謎のひび割れを発見。
手近な石で叩き割ると中から1枚の羊皮紙が。そこには【遺書】という、想い人への手紙が綴られており、月読峠で病に伏した恋人を献身的に看病していた医者が、部外者排除の因習で追放された内容が記されていた。
夜は七巳とバニラに内容を伝え、店長の元へと急ぎ戻る。
すると古書店には先程の男、片桐と談笑しお茶をする店長の姿が。
夜が店長に報告し、頭蓋骨を渡せば片桐は涙ながらにお礼を言い、恋人の形見を手に故郷へと引き返す。
頭蓋骨はイミテーションで、本物は灰になったと店長から訊き知り、全てを知っていた店長に夜は振り回され徒労に終わるのだった。