あらすじ

大蛇の化石の“出現”からおよそ三週間。第一報が伝えられた当初の熱狂はやっと収まりつつあった。が、調査団の公式発表がまだないことが憶測を呼び、また、古地図の存在が事態に伝奇的な味付けを施す傾向にあったため、月読峠は当分の間、賑やかになりそうだ。そんな中、図らずも第一発見者の一人となった辻文七巳は、大蛇と古地図にまつわる謎を解き明かしたいと、先輩の楽々浦夜をはじめとする面々とともにあれやこれやと調べては、楠城興信所の奥の部屋に集うようになっていた。 「ティレ・マチェットvsカポエイラ」「月読峠の読みに秘められた違和感」「大女優・楠城紗南華に対する疑惑」等々、アクションと謎と伝奇が彩る物語。 ※設定は原典をなるべく踏襲したつもりですが、一点だけ、興信所と古書店のフロアを意図的に入れ替えました。すみません。古書店は一階にあった方が物品の搬入が楽だろうし、ふりの客も入りやすかろう、という理由及び第一話のとあるシーンを書きたかったため。楠城所長はお金持ちだから池水店主にお願いされたらフロア交換に快く応じるはず。(^^; ※どうしても入れたいネタを仕込んだところ、短編として完結させることが難しくなってしまい、「第一章・了」の形で一旦閉じております。

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カクヨム
カクヨム2026/03/29
  • 現在の作品蛇よ、どうか今宵は月に溺れぬように:第一章(承前)