あらすじ
――舞台は昭和初期。
其の身体に傷を負いながらも、座敷に上がり続ける事に拘る一人の女、楠葉。
と、そんな女と関係を結ぶ男。
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「……赤い花、みたいやった」
「何がや」
「血、ウチの」
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女が負った傷は、癒えても消える事は無い。
其処が【座敷】である限り。
手前の躯に巣食う心根が
“をんな”
で在り続ける限り―――
※時代背景を表現する為、若干難解な表現も有るかと思います。
ご了承下さい。
また、方言に不自然な点が有るかも知れません。
其処はさらりと受け流して下さると幸いです。