あらすじ
小さい頃、二階につづく階段をのぼる足音をよく聞いていました。でも、誰も来ないという日がしょっちゅうありました。
私が寝ている時に、よく起きていました。
大人になって、母の妹に訊いたところ、当時の我が家には小さい男の子がいたそうで、よく駆け回っているのを見たとのこと。
私には兄弟はいません。
なかよしだった、同じ幼稚園の友達がいました。
交通事故で亡くなりました。
救急車で運ばれるとき、死にたくないと泣いていたそうです。
彼かもしれないとわかったとき、私はもう足音がきこえない、大人になっていました。
そういう実体験です。いまでも懐かしくなります。