あらすじ
「千年女王」のあらすじ。
二千年の世紀末、この地球は三つの部族に分かれて覇権を争っていた。
一つは、旧人類や動物の末裔である人・魔法使い・獣人を中心とする多国家、二つ目は機械が進化した金属生命体のギルド帝国、三国目は人類の優性遺伝子だけを取り出して生まれた未来人のカメオ共和国である。
旧人類、獣人は超能力を持つミュータントで、金属人間は論理で動き、女王“シヴァ”には絶対服従である。また未来人は雲の上の島の宮殿に住み圧倒的な科学力で他国を制圧しようとしていた。
この物語の主人公は、一七歳の少女のマヤである。ある日、中立国のサマリ国の住宅密集地に、大型のタンクローリーと幌付きのトラックが来て、マヤと部下のミカエル、マルコ、ハルが降りて、コロンが運転する乗用車で立ち去る。それを、監視塔のビデオ・カメラがしっかりと捉えていた。その直後に、タンクローリーとトラックが大爆発を起こす。死者千人負傷者二千人を超す大惨事だった。すぐにマヤ、ミカエル、マルコ、ハルがテロリストとして指名手配され、サマリ国軍から追われる身になる。ギルド帝国には、Aを中心にする体を自由自在に変えられる暗殺部隊が存在していた。はたして、マヤたちは、テロリストだという汚名を晴らし、Aを倒すことができるのだろうか?
この世界には、ひとつの言い伝えがあった。世紀末に一人の女性が現れ強大な千年王国を創るというのだ。しかし、三つの世界の指導者は三人とも女性だった。獣人、人間の代表の“マヤ”、金属人間に神と崇められる“シヴァ”そして未来人の最高指導者”メメ“である。”千年女王“とは、一体この中のだれなのだろうか? はたしてマヤは世界に平和を齎すことができるのだろうか?
これは、未来の壮大な叙事詩である。