あらすじ

貧民街で育った少年は、将軍エドマンドに拾われ、「王子」として仕立て上げられる。 王家の証である継承紋は偽物であり、定期的な補修なしには保てない。 王宮では、慈悲深く聡明な王子として振る舞い続けるが、 神殿による「清めの儀」や婚姻の話が進むにつれ、 その身体が暴かれる危険は確実に高まっていく。 唯一、彼の秘密を知り、守るのはエドマンドだけ。 冷徹なはずの将軍は、王子を「所有する」かのように囲い込み、 補修という名目で触れ、次第に関係は歪んでいく。 神官に触れられることへの拒絶、 他者ではなくエドマンドだけを求めてしまう身体。 やがて王子は自ら望む。 ――他の誰かに触れられるくらいなら、お前が抱け。 偽りと支配の関係は、やがて逃げ場のない執着へと変わっていく。

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エブリスタ
エブリスタ2026/03/29
  • 現在の作品白荊の影王子