あらすじ
この世界は、壊れている。
それでも人は、愛して、生きて、戦っている。
――何かを奪われながら。
理由もなく壊される日常。
正義と呼ばれる暴力。
抗えないまま、消えていく命。
それでも世界は止まらない。
……まあ、物語みたいに都合よくはいかないらしい。
誰もが人生を持ち、
何もなかったかのように、日常は続いていく。
――だがそのすべてを、
“何か”が見ている。
存在しているのに、証明することもできない。
そして――
誰かがそれを知っている。
残酷が着飾れる物語であるならば
……せめて少しくらい、報われてもいいと思うんだけどな。
全裸で人前に出る 一度くらいあってもいいだろ。
逝ってきます。
――ナタリア?―愛を謡う不確定存在論―