あらすじ
仮想戦闘ゲーム《フリーダム・フロント》――
それは、自ら設計した機体で戦う“完全自由設計”の対戦競技。
だがその世界は、いつしか「テンプレ最適解」に支配されていた。
機体の完成度と構造美こそが強さを決めると信じる少年・凪(なぎ)は、
その理論を理解されないままチームから追放される。
――「負けたのは操作じゃない。設計が間違っている」
そう言い残して。
一方、天才的な直感操作を持ちながら、
“機体が自分についてこない”違和感に苛立っていた少女プレイヤー・しろっぷ。
二人が出会ったとき、すべてが噛み合う。
「直せるの?」
「全部」
凪がたった一箇所の設計を修正した瞬間、
しろっぷの機体は“完全に繋がる”。
それは、誰も見たことがない操作感。
才能を一切ロスなく出力する“完成された怪物”。
理論で機体を創る天才と、直感でそれを操る天才。
未完成だった二人が出会い、世界の“最適解”を破壊していく。
これは、テンプレを否定されたビルダーと、
才能を持て余したプレイヤーが最強へと至る物語。